2021年2月8日 / 最終更新日 : 2024年3月14日 速日太郎 弥生時代 饒速日尊(ニギハヤヒ) 消された日本の大王 饒速日尊(ニギハヤヒ)とは 饒速日尊(ニギハヤヒ)は、神武天皇以前に日本を統治していた大王です。本当の❝ハツクニシラススメラミコト❞と言っていいでしょう。記紀では、少し触れられていますが、大人物、日本を統治していた人物に […]
2021年1月24日 / 最終更新日 : 2023年12月22日 速日太郎 弥生時代 須佐之男尊(スサノオ)は日本建国の祖 須佐之男尊Wikipediaより引用 卑弥呼と天照大神の記事はこちら 皇祖神 須佐之男尊(スサノオ) 『古事記』での記述 『日本書紀』での記述 須佐之男尊(スサノオ)は日本建国の祖であり父ですが、記紀にはそうとは思えない […]
2020年12月10日 / 最終更新日 : 2023年4月19日 速日太郎 弥生時代 倭人は海の民? 日本は海洋国家です。国土全体が海に囲まれており、排他的経済水域は世界8位を誇ります。これは現在の国土がある程度確定した縄文時代から変わらない事実です。 航路は痕跡が残らないので、考古学、歴史学では見落とされがちです。現代 […]
2020年12月6日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 速日太郎 弥生時代 四隅突出型墳丘墓 四隅突出型墳丘墓と出雲王国 四隅突出型墳丘墓は弥生時代中期以降、山陰、北陸、吉備地方で造成されたものです。特に出雲地域の墳丘墓は四隅突出型墳丘墓の中心地として特徴的です。島根県39基、鳥取県28基、福井県3基、石川県1基 […]
2020年12月6日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 速日太郎 弥生時代 箸墓古墳と纒向遺跡 最近、邪馬台国論争で優勢なのが邪馬台国畿内説(大和説)です。その論拠となるのが箸墓古墳と纒向遺跡の発掘でした。 纒向遺跡は奈良県桜井市の北部、JR巻向駅の周辺にひろがる広大な遺跡です。三輪山という大和朝廷の崇める神の山の […]
2020年11月25日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 速日太郎 弥生時代 水田稲作の起源とルート 二つの説:朝鮮半島経由と中国直接ルート 水稲稲作(水田稲作)が日本に伝播したのはどこからでしょうか。 まず、水稲稲作の起源はどこかというと、いまのところ中国長江流域であるというのが定説になっています。 それを前提に、日本 […]
2020年11月24日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 速日太郎 弥生時代 青銅器の伝播:弥生時代中期 青銅とは、銅(Cu)と錫(スズSn)の合金のことです。例えば、10円硬貨は青銅製です。10円硬貨は錫の含有量が少なく、銅に近い色になります。弥生時代の青銅器は、錫の含有量が多い白銀色の青銅を素材としていました。青銅は他の […]
2020年11月20日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 速日太郎 弥生時代 弥生時代中期:鉄を求めて 日本列島最古の鉄 日本列島最古の鉄の遺跡は、愛媛県大久保遺跡、福岡県中伏遺跡からの出土を根拠に紀元前4世紀ごろ出現したと推定されています。それらは中国燕の紀元前5世紀頃に作られた鋳造鉄斧とみられます。伝来ルートについては […]
2020年11月16日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 速日太郎 弥生時代 水田稲作の拡散 水田稲作の伝播 水田稲作は九州北部から外へ出るのにゆっくりと伝播したと見られます。 これまで水田稲作は九州北部から西日本各地に、瞬く間に広がったと考えられていた。こうした考え方は意外と古く、戦前から存在したが、その理由は […]
2020年11月15日 / 最終更新日 : 2020年12月8日 速日太郎 弥生時代 弥生時代の遺跡:吉野ヶ里遺跡 吉野ヶ里遺跡:大規模な環濠集落跡 吉野ヶ里遺跡は、佐賀県吉野ヶ里町と神埼市にまたがる脊振山地南麓から平野に伸びた丘陵にある大規模環濠集落跡です。現在、特別史跡を国から指定された、国営吉野ヶ里歴史公園として整備されています […]