日頃思っていること

その前に、私が常日ごろ思っていることをお話しさせてください。

日本史は、歴史学という立派な学問ですよね。

物理学とか医学のように、普通、学問というと仮説、推論をたててそれに対し
反論、批判を行い検証していって、学説を打ち立てていくものです。

日本史もそうやって仮説・推論・検証して学説を立てていくものかと思っていたのですが
なんか、そうでは無いようです。

どういうことかというと、学説が正しいか正しくないかを検証することはあまり重視されていないようです。

普通、何か発見があって、古い学説がくつがえされれば、新たな学説が通説として認められますよね。

どうも、この学問の界隈では、そうではないらしい。

自分の考えは述べるけど、それに対する反論とか検証とか、客観的な検証とかはあまり議論されないようです。

新しい学説が認定されたとか、認定されなかったとか、あまり聞きませんよね。

歴史学は、さまざまな分野の研究成果を統合して、立体的に物事を捉えていくもののはずです。

史料だけを分析して、本当なのか違うのか、正しいかどうか判断していても、事実が見えてきません。
多角的な分析によって論理的に考えていくのが重要です。

客観的な考え方というか、社会科学的な見方というか。

科学的視点が欠けている気がしますよね。

多方面からデータを集め、疑いを晴らしていくというやり方に重きを置いて探求していきましょう。

まあ、学説とかは、学者先生にお任せするとして、教科書の内容にとらわれず、自分の思ったことを述べていくことにします。

肩肘張らず、楽しんで研究していきましょう。

なんとなくみんなが言うからとか、常識ではそうなっているからとか、学校でそう習ったからとか、
そのへんを疑ってかかり、まなんでいきましょう。

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